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老化を少しでも遅らせるためには [健康]

自立して生きるための「3つの魔法のことば」を頭に入れておくといいと思います。
  1. 活性酸素の除去
  2. 病気と事故の防止
  3. 適量の水分補給
です。

活性酸素について


「活性酸素」は諸刃の剣

「老化は、治ることが期待できない唯一の病気」といわれています。しかし、老化を遅らせることはできます。私たちが生きていくためには、摂取した栄養分を体内で燃やしてエネルギーを作り出すために「酸素」を必要としますが、その過程で「活性酸素」が発生します。さらに、過剰な運動をしたとき、強いストレスを受けているとき、喫煙などでも多く発生します。活性酸素は、体内に侵入した細菌を殺したり、消毒作用を発揮したりして重要な働きをしていますが、一方で活性酸素は「諸刃の剣」で、体をサビつかせて老化の促進、がん細胞の発生、動脈硬化など生活習慣病の原因となることも知られています。体内では、発生する活性酸素の書から身を守るために「抗酸化酵素」が作られていますが、加齢とともにその働きも低下していきます。活性酸素の除去が期待される栄養成分としては、ビタミンC 、ビタミンE 、亜鉛やセレンなどのミネラル、ポリフェノールなどがあります。これらの成分を含む食品としては、次のようなものがあります。
  • ビタミンCいちごやレモンなどの果実類、パプリカやパセリなどの緑黄色野菜
  • ビタミンEひまわり油、紅花油、アーモンド、ピーナッツ、うなぎなど
  • 亜鉛カキ、うなぎ、牛もも肉、チーズ、レバー、納豆など
  • ポリフェノール茶、赤ワイン、プルーン、カカオなど

病気と事故に気をつけて、寝たきり予防

老化が問題となるのは、老化が進むと病気になる可能性が増すと同時に、事故を起こしやすくなるからです。高齢になってくると体のバランスがとれにくくなり、体を動かすことが少なくなるため筋力が容易に低下し、転倒しやすくなります。また、視力の低下や、脳梗塞やパーキンソン病などの病気でも歩行が困難になるため転倒しやすくなります。転倒したときに大腿頚部(下肢の付け根) を骨折したり、頭を打って頭蓋内に血の塊ができ、認知症と似たような症状が出る「慢性硬膜下血腫」をきたしたりします。こうした事故や病気によって長期間の安静が続くと、さまざまな身体機能が著しく低下する「廃用症候群」のため、寝たきりとなったりします。ほかにも日常生活で注意が必要なのは、飲みこむ力が低下することによる「誤嚥」はものが気管に入り、「誤嚥性肺炎」くなります。肺炎は日本人の死因の第3位となっています。

体内の水分量が減ると、血管が詰まりやすい

私たちの体のおよそ60% は水分で出来ています。
加齢による身体機能の変化のひとつに、この水分量が減少することがあげられます。したがって、運動や入浴で汗をかいたときには脱水状態になりやすくなります。脱水は、血液の粘調度を高めるため血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくします。高齢者は、のどの渇きがなくとも、こまめに適量の水分を補給することが大切です。ただし腎機能が低下している高齢者では、水分の摂りすぎは負担を掛けるので注意が必要です。1日に必要な水分量は年齢や体重など人によって異なりますが、味噌汁などの料理に含まれる水分も含めて、1~2リットルといわれています。
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